“ビーヘルシー=健康になろう!”と名付けられたこのNPOは、 「市民・県民のみんなで健康な生活を送りたい」という 目的のもとに集まった、 医師・患者・団体・企業の集まりで、ピースカフェの発行・各セミナー・講座の開催及び後援・支援などを行っています。
活動報告・新着情報
秋の養生
- 2011年9月8日
- ベイサイドクリニックから秋の養生情報です。
今年の夏は猛暑と節電などもあり、夏バテの症状がでた方も多いのではないでしょうか。
最近はやっと朝晩は随分涼しくなり、これからはさわやかな季節となりますが、この時期に体調を崩すことも多いです。
秋に最も気を付けなければならないのは大気の乾燥です。
乾燥した空気にさらされると体の表\面の髪や皮膚がカサつき、体の中にも影響し便秘をしたり、口は乾燥し、咽喉を痛めて空咳が出たり、喘息、気管支炎などの症状が多くなります。
漢方薬では
喉の乾燥や、痛み、気管支炎、咳などに使用する「麦門冬湯」
水っぽい痰や鼻水、ゼイゼイする喘息などに使用する「小青竜湯」
などがあります。
呼吸器症状や皮膚トラブルなど、ぜひ当院でもご相談下さい。
またこの季節は肺を潤したり、だ液分泌を促進したり、から咳を抑える働きのある食材を積極的に取り入れましょう。
梨、柿、りんご、レンコン、キクラゲ、山芋、はちみつ、豆乳、百合根、牡蠣、豚肉など食材がおすすめです。
特に梨は生薬として咳止めにも利用されています。
白きくらげは、体液を補ったり、唾液の分泌の促進、肺を潤す作用などがあります。
水分をたくさん摂るだけでは肺を潤すことにはなりませんので、
今が旬で、肺を潤す作用のある食べ物もぜひ摂ってみて下さい。
乾燥の季節ですが、体調には気を付け紅葉の美しい季節を元気に過ごして下さい!
残暑お見舞い申\し上げます。
- 2011年8月30日
- ベイサイドクリニックからの情報です。
暑い夏ももう少しでしょうか。
体がなんとなくだるい、など、夏ばて気味ではないですか?
夏ばては、早く解消して毎日元気に時間を過ごしたいものです。
5つの夏ばて対策です。
1 生活リズムを安定に保つ
朝、涼しい時の散歩など、快い疲れは食欲も増しますし、寝つ きも良くします。体内リズムを整えることが出来ます。
2 良い睡眠をとる
ぬるめのお風呂で汗を流してから寝ると、自律神経が落ち着 き、良い睡眠がとれます。
3 冷房を上手に利用する
湿度の高い夏は、除湿することで不快感が和らぎます。
そろそろ節電も解除されそうなので、昼間の室内温度少し下げ ましょう。室内外の温度差が自律神経失調を起こし、体調を崩 す原因となります。
4 夏ばてを予\防する食事
酢酸、クエン酸、リンゴ酸などが乳酸などの疲労物質を分解し ます。梅干しやレモン、醸造酢などに含まれていますので、料 理に上手に使いましょう。
食欲増進や発汗作用のある、唐辛子、ニンニク、青じそ、みょ うが、ワサビ、コショウ、ネギなどの香味野菜は食欲を刺激す るので、味付けや食材に使いましょう。
5 夏ばてのツボ療法
湧泉(ゆうせん)は押すと元気が湧いてくる、というツボで す。
夏ばてで、いつも疲れている、全身がだるい、元気が出ない ときに、押すと効くツボです。
場所:足の裏の土踏まずからやや指寄りで、指を曲げた時にで きるくぼみの中にあります。
押し方:コツは手の親指やペンなどの棒をツボに当て、痛くな るまで押し続ける。
参考にしてください。
まだまだ暑い日が続きますが、生活に工夫を取り入れて、乗り切りましょう!
寒い冬を乗り切ろう
- 2011年2月10日
- ベイサイドクリニックからの情報です。
冬の養生についてのお話です。
冬の寒さは体を冷やし抵抗力が弱ると「寒邪」が侵入して風邪をひきやすくなります。
防御するにはマスクをする、うがいをする、体を温める食物をしっかり食べることなどが大切です。
また寒さは体内の活動を衰えさせ血行も悪くさせて、風邪や多くの病気の原因となるためオシャレのためと薄着をし過ぎず、頭や背中、足元を冷やさないよう防寒を心がけましょう。
体の中から温め免疫力を高める食材を紹介します。
・血行を良くする食材
にら、小豆、紅花、青魚など。
・体を温める食材
生姜、唐辛子、にんにく、山椒など。
・さらに冬の間には腎を補い、丈夫にする食物を摂ることが求められます。
腎を補う食材で黒豆、黒米、わかめ、ひじき、海苔、昆布など黒い食品。
特に冬に生姜を食べていれば、寒さなんか怖くない!生姜を常食していると血液の循環が良くなり、発汗作用や胃液の分泌・腸蠕動を促進させ食欲増進効果も。また生姜には抗酸化作用があり、風邪や頭痛、咳、嘔吐などの症状に対して有効です。
漢方薬では当帰四逆加呉茱萸生姜湯や真武湯など冷えに有効な処方がたくさんあります。養生法や漢方薬で冷えを改善し冬を乗り切りましょう。
活動報告・新着情報
- 2011年2月4日
- 随時更新していきます。
糖尿病は、自覚症状がないのでどんどん増えています。
早く治療することが大切です
糖尿病は患者の数が、1年におよそ50万人づつ増え続けています。 2007年に厚生労働省が行った国民健康・栄養調査では、糖尿病が強く疑われる人の数が約890万人、糖尿病の可能性が否定できない人を合わせると実に約2210万人にのぼるという結果が出ています。これは20歳以上の5人に1人 約21%は糖尿病の可能性があると推されることとなります。 しかも、治療を受けている人は、強く疑われる人のうち6割りに過ぎないともいわれています。 これを5年前の調査に比べると予備軍を中心に590万人増え、糖尿病患者の数は今後も増え続けて2010年には1000万人を超えることも予想されています。
自覚症状がないので治療が手遅れになる
糖尿病は「痛み」や「かゆみ」などの自覚症状がないからといって、放っておいたり、しっかり治療しないでいると、目が見えなくなったり、人工透析をしなければならなくなったりし、不自由な生活を余儀なくされることになります。 糖尿病も軽度のうちは何も自覚症状がありませんが、「異常に喉が渇く」「突然やせる」「目がかすむ」「トイレが近くなる」「手足がピリピリする」などの症状が現れたときには、病気がかなり進行してしまっているのです。 このように、症状がないまま進行し、命を奪われることから、欧米では糖尿病に「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」との別名を与えています。
定期的に血糖値検査を受けましょう
自覚症状がない糖尿病を発見したり、病気の状態を把握するためには、血液中に含まれるブドウ糖(血糖)値を調べる「血糖値検査」を定期的に行うことが大切です。
もし血糖値検査の結果、糖尿病であることが明らかになった場合は、食事療法や運動療法、必要があれば薬物療法を行うなど適切な治療を行って、血糖値を良好にコントロールしていかなければなりません。
糖尿病は医師の指導を守り、食べ過ぎや運動不足などの悪しき生活習慣を改善することで必ずコントロールできる病気です。しかし長年の生活習慣を改善することが重要である以上、医師や薬にだけ頼るのではなく、「自分で治すのだ」と自覚し、実践することが何よりも大切です。なお、生活習慣とは関係なく発病する、I(アイ)型糖尿病があります。専門医による診断により薬物による治療が必要です。
ワンコイン糖尿病検診
ベイサイドクリニック(横浜市西区)の協力により、ワンコイン(500円)で血液検査(HbA1c)が受けられます。ご利用をおすすめします。
※電話による予約が必要です。
ベイサイドクリニック TEL:045-312-1151
厚生労働省の発表によると、糖尿病が強く疑われる人の数は、約890万人。これに、かくれ糖尿病ともいわれる糖尿病の可能性が否定できない人の数を合わせると、約2,210万人となっております。
これは、成人の5人に1人が糖尿病と推されることになります。
この数は、年々増加しているものと推されております。 血糖値が高い状態が続くと合併症が出て来て、生活に大きな支障が出てきます。
例えば年間1万人以上が糖尿病による腎不全のため人工透析を始め、年間3000人以上が糖尿病により失明し、透析、失明の原因はともに糖尿病が第一位です。
さらに心筋梗塞や脳梗塞になる可能性も数倍高くなります。
そのため生活習慣を改善し、早期から治療することが大切になります。
その誘因は、食べすぎ、運動不足、ストレス、アルコールの飲み過ぎなどです。
食生活の西欧化や自動車社会、ストレス社会など、糖尿病を招きやすい条件はたくさんそろっています。
また、遺伝的な素因も深く関係しています。
なお、生活習慣とは関係なく発病するタイプの1型糖尿病もあります。
↓
1型糖尿病は、インスリンを作る細胞が破壊されインスリンがほとんど作られなくなるもので、自己免疫疾患やウイルス感染などにより、比較的急激に発病し幼児から青年期に多くみられます。
日本では圧倒的に2型糖尿病が多く、生活習慣が誘因で中高年に多くみられ、95%は2型糖尿病です。
・両親、兄弟、祖父母など身内に糖尿病になった人がいる
・仕事や生活でイライラしたりプレッシャーや、ストレスを感じることが多い
・太りすぎである 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算した値が25以上の人
・好きなものに目がなく、ついつい飲み過ぎたり食べ過ぎたりする
・朝食抜き、夕食が遅いなど、食事時間が不規則である
・血圧が高い
・運動不足。行動する時は車を使用、休みの日は家でゴロゴロしている
・巨大児を出産した経験がある
・今、妊娠中で、耐糖能異常を言われた
・しょっちゅうのどが渇いて、水やジュース等をたくさん飲む
・小便をする回数が多い
・食べても食べてもお腹が空く
・食事をちゃんと摂っているのに体重が減る
・いつもひどく疲れていると感じている
血液検査で診断します。
空腹時血糖が126mg/dl以上(正常は110mg/dl未満)
随時血糖値が200mg/dl以上
ヘモグロビンA1c(過去一カ月間の平均血糖値を反映)が6.5%以上(正常は4.3〜5.8%)で、糖尿病と判定されます。
その他ブドウ糖経口負荷試験があります。
糖尿病の症状は気付きにくく、多少血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。そしてその程度の高血糖でも合併症は着実に発症・進行していきます。
糖尿病が進行することで起こる重大な障害の代表的なものは、目の障害(糖尿病性網膜症:失明)、腎臓の障害(糖尿病性腎症:透析)、神経の障害(糖尿病性神経障害:えそ)の三つで、「糖尿病の三大合併症」と呼びます。
糖尿病性網膜症
カメラのフィルムにあたる目の網膜に起きる障害です。網膜に張りめぐらされている細かい血管(細小血管)が、高血糖のため破れやすい状態になり、ちょっとした衝撃で大出血を起こし、失明や視力の低下を招きます。成人の失明原因の第一位で、糖尿病の発病から約10年で患者の半数がかかるといわれています。
糖尿病性腎症
腎臓の血管が高血糖のためうまく機能しなくなり、老廃物を十分に濾過できなくなるために起こります。こうなると人工透析か腎移植をしなければなりません。新しく透析を始める原因の第1位は、この糖尿病性腎症なのです。
糖尿病性神経障害
高血糖状態のために末梢神経が侵されて現れるもので、比較的早期からみられます。「手足のしびれや痛み」「感覚が鈍くなる」「下痢や便秘を繰り返す」「立ちくらみ」「発汗異常」「インポテンツ」といった症状が主なものです。神経障害により、知覚が障害されると傷ができたのに気づかず、ついにはそこが(特に手足)化膿して腐ってしまった状態(えそ)になり、その部分を切断しなければならなくなります。
糖尿病がこわいのは三大合併症だけではありません。
高血糖状態は動脈硬化を起こしやすくします。一般に動脈硬化は老化現象の一つともいわれていますが、糖尿病患者はその進行が10年早いといわれます。動脈硬化が進めば血液の流れが悪くなって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことはご存じの通りです。
血糖値が高い状態が続くと、細胞はブドウ糖の処理のために相当の無理を強いられます。
その状態が長く続くと細胞はダメージを受けることになります。
また、筋肉、血管、神経、さらに血液まで、人間の細胞はすべてタンパク質でできています。ブドウ糖はこれらのタンパク質とくっつきやすく、一度くっつくとなかなか離れない性質を持っています。ブドウ糖がくっついたタンパク質は、まるっきり別の性質となってしまうため、ブドウ糖がついた細胞は、壊れやすくもろい細胞となります。したがって、糖尿病のように血糖値が高い状態が長く続くと、常に血糖にさらされている血管はボロボロになってしまうため、例えば目や腎臓などに障害が起こるのです。
糖尿病は痛くもかゆくもない病気ですが、治療をする目的はこうした障害、すなわち合併症が起こらないようにすることなのです。
最も重要なのは食事療法、運動療法です。長年にわたる不摂生の改善が必要となります。
食事療法、運動療法で血糖コントロールがつかない場合は血糖降下薬の内服、インスリン注射といった薬物療法を行います。
食事療法
食事は適切なカロリーに抑え食べすぎに注意し、栄養のバランスを考えことが基本となります。
運動療法
ウォーキングや階段の昇り降りなど有酸素運動は、血糖値を下げるのに適した運動です。
運動は、体が血液中のブドウ糖をエネルギーとして消費し、またインスリンの働きが活発になるので血糖値が下がりまた、体の筋肉量が増えることでより多くのブドウ糖を血管から筋肉へ取り込むことができます。
薬物療法
食事療法と運動療法ではコントロールがうまくできない時、薬物療法を追加します。
内服薬で膵臓からのインスリン分泌を増やしたり、インスリン働きを良くしたりして血糖値を下げます。インスリン注射は直接体外から補充したインスリンが、血糖降下を助けます。
食事・運動療法を4週間行っても良好な血糖コントロールが得られない場合、食事・運動療法を補う意味で薬物療法を開始します。最近では、比較的軽症の段階から薬を使うケースが増えてきました。それは、糖尿病の進行と合併症を防ぐには、より早期の段階から、より良好な血糖コントロールを行う必要があるからです。
一口に糖尿病といっても病態は様々です。その病態に合うように、一種類、あるいは何種類かの薬を使って血糖をコントロールします。
糖尿病の治療に使われる主な薬は、インスリン注射液と飲み薬に大別されます。前者は皮下注射することによって不足しているインスリンを補います。ここでは後者と、最新の注射薬について解説します。
糖尿病の薬はどれも血糖値を下げる働きがあるため、正しく飲まないと低血糖が起こり危険な状態になる場合があります。特に、SU剤などインスリンを出すことによって血糖値を下げる薬を飲む場合は、十分な注意が必要となります。
食事をせずに薬だけ飲んだ、食事の量が多めだったのでいつもより多く薬を飲んだ場合など、薬の飲み方を守らなかった時や、何らかの理由で薬が効き過ぎてしまった場合には、血糖値が低くなり過ぎて、空腹感や脱力感、手足のふるえ、冷や汗、動悸など低血糖の症状が現れます。ひどくなると、痙攣を起こしたり意識を失う時もあります。低血糖の症状に気がついたら、がまんしないでブドウ糖や砂糖、あるいは糖分の入った清涼飲料水を飲みましょう。
低血糖にはブドウ糖が一番効果的です。特にα-グルコシダーゼ阻害薬を飲んでいる場合は、砂糖に含まれる糖分ではなかなか吸収されないため、必ずブドウ糖を飲んでください。
また、体調が悪い時や病気の時も低血糖を起こしやすいので、薬を飲んだほうがよいか医師に相談しましょう。風邪薬や高血圧症、高脂血症の薬には、糖尿病の薬の効き目を高めてしまう薬剤もあるので、薬局で薬を買う時や別の病院にかかる時は、糖尿病の薬を飲んでいることを必ず伝えましょう。
最後に、「くすり」を逆から読むと「リスク」となるように、本来の血糖値を下げる以外にも何らかの影響を体に及ぼすことがあります。定期的な検査を受けたり、不快な症状や気になる症状がある場合には、遠慮なく医師と相談する事が大切です。
飲み薬には、膵臓からインスリンを出させ、体内のインスリン量を増やすことによって血糖値を下げるものと、インスリンを出さずに体内にあるインスリンをうまく利用させることによって血糖値を下げるものとがあります。
[インスリンを出して血糖値を下げる薬]
◎スルホニルウレア(SU)薬・速効型インスリン分泌促進薬
どちらも膵臓に直接作用してインスリンを出す薬です。SU剤は速効性はありませんが長時間作用します。逆に速効型インスリン分泌促進薬は飲んですぐにインスリンが出ますが、作用時間が短いため、食事の直前に飲まなければなりません。
これらの薬剤は特に低血糖を起こす可能性があるため、服薬時の注意を必ず守りましょう。
[インスリンを出さずに血糖値を下げる薬]
◎α-グルコシダーゼ阻害薬
糖尿病は、食後の急激な血糖値の上昇に合わせて、分泌されるはずのインスリンが分泌されない、また分泌されても量が少ないために、糖をうまく体内に取りこむことができないために起きます。
α-グルコシダーゼ阻害薬は、ゆっくり食べる時と同じような働きをする薬剤で、食物中に含まれるブドウ糖以外の糖分をゆっくり吸収させるため、食後の急激な血糖値を抑えることができます。したがって、インスリンの量が少ない状態であっても、糖を体内に取りこむことができるようになります。
ただし、この薬は食事の直前に飲まないと効果がありません。また、お腹が張ったり、おならが増えたりすることがあります。
[インスリン抵抗性改善薬]
インスリンが出ているにもかかわらず、筋肉などの細胞がインスリンに反応しにくくなり、細胞にうまくブドウ糖が取りこまれない状態を「インスリン抵抗性」といいます。インスリン抵抗改善薬は、筋肉や脂肪の細胞に働きかけ、インスリンの作用を高めて血糖値を下げる薬剤です。時々、むくみや体重増加などの症状がみられることもあります。これらは、特に心臓の病気がある人に注意が必要です。
[ビグアナイド薬]
体内に入ったブドウ糖は、一度、肝臓に貯蔵され、再度血中に放出されることで一定した血糖値が保たれています。ビグアナイド薬は、必要以上に肝臓からブドウ糖を血中に放出するのを抑える薬剤です。
胃のもたれや軟便が現われることがあります。また、下痢をしている時や発熱時には、この薬を飲むのはひかえたほうがよいでしょう。
[DPP-4 阻害薬]
食後に腸管で生成されるホルモンでインクレチンというものがあります。
インクレチンはインスリン分泌・グルカゴン抑制効果を示し血糖値を低下させる作用があります。しかし、インクレチンは、DPP4という酵素によって2〜5分で分解され、働かなくなります。DPP-4阻害薬はDPP4を阻害してインクレチンの作用時間を延ばして血糖値を低下させるというページです。インクレチンは食後に血糖値が上昇した時にだけ分泌されますので、この薬剤は低血糖がおこりづらい薬剤です。また、目立った副作用のない薬剤です。
[GLP-1受容体作動薬]
GLP-1には、様々な作用があります。
すい臓に対しては、インスリンの分泌を促進させるほかに、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。
また、すい臓のβ細胞を増やす(増殖)などの作用が動物で確認されています。そのほかの作用として、摂取した食物の胃からの排出を遅らせる作用や食欲を抑える作用などもあります。
GLP-1受容体作動薬は、小腸からの分泌されるGLP-1のかわりにGLP-1の鍵穴(受容体)にくっつくことができるため、GLP-1のいろいろな作用を発揮することができます。
インスリン分泌を促進させ、低血糖をほとんど起こさずに優れた血糖改善効果を示すため、日本人の2型糖尿病患者さんに適した薬剤として期待されています。
NPO法人Be Healthy
〒231-0007
横浜市中区弁天通4-53-2 DOMONビル2F
(株式会社ウィルの協力により、事務局を設けています)
TEL:045-663-8960 FAX:045-663-8961






